働くことがイヤな人のための本

 

働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)

働くことがイヤな人のための本 (新潮文庫)

 

恐らく多くの人々が、自分の仕事というものに満足していないと思います。

概要

多くの悩みを抱えた4人と哲学者でもある著者との架空対話を通じて、「仕事」引いては「生きること」の意味を考える。

 

まわりの普通であろうとするゲームを刺すように批判的に見ているそういう自分のほうがまともだと居直ったとたんに、その苦痛は何と言えばいいかその輝きを失う。

 

自分はネガティブな方なんですが、ネガティブな考え方があまり好きではありませんでした。この一文を読んで、ポジティブの浅ましさを批判的にみるネガティブが正当化をしてしまうと、同じように浅ましくなってしまうのかなと思いました。